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「心とおなか」の相談室 香山リカ著 日本放送出版協会刊

「食べる」ということは、単に必要な栄養(カロリー)を摂ることでも、おなかをいっぱいにするだけでもありません。
だからこそ「食べること」は、ときに私たちの心を悩ませたりもします。
「『こころとおなか』の相談室」はテレビでもおなじみの精神科医、香山リカさんによる食べることについての本。
精神科医が「食の問題」を語ると「拒食症」や「過食症」といったハードなテーマになりがちですが、この本では「料理における男女の役割」「手料理神話」「健康食ブーム」「好き嫌い」「ダイエット」といったごく身近な問題をQ&A形式でわかりやすく取り上げています。
食べることは「心の中のいちばんデリケートな部分とダイレクトに結びついた、複雑で奥深いもの」というのが香山さんの考え方。
「食べる」ことを通して、心の中をちょっとのぞいてみたよう気になる一冊です。
「心とおなか」の相談室 香山リカ著 日本放送出版協会刊_c0031486_19521492.jpg
Commented by happylife-3 at 2005-12-06 21:10
こんにちは。まさえです。
生きている中で、「食べること」 って体と心にあたえる影響が一番多いものの一つじゃないかな~と思います。
最近そのことをよく考え、少しずつですが自分なりに改善していってます。
すごく読んでみたくなりました。今度本屋さんで手にとってみますね。
素敵な本のご紹介、ありがとうございます☆
Commented by 汲玉 at 2005-12-06 22:53 x
私も食は体だけでなく、心にもとっても大きな影響を与えるものだと思っています。
せっかく楽しい「食べること」を面倒だとか、我慢するとかって、残念すぎですよね。
気持ちよく美味しく食べていくために、ときどき手を抜いて、ときどき気合いをいれて… そんな風にしていけたらいいですね。
食べることがストレスにならないように… そんな著者の願いが込められているような気がする本でした。
参考になったらうれしいです。
by kuya_nino | 2004-12-06 19:52 | book紹介 | Comments(2)